素人さんでも手作り化粧品を簡単に作れる時代です。
ただし、少しでも手を抜けば、逆に肌が汚くなる”化粧品”になりますので、しっかりこの記事をお読みになってからお作りくださいmm
最新のニュースで、手作り化粧品で「失明や皮膚疾患」が多数発生していると発表がありましたね。
化粧品を手作りされる方は、それなりにネットや雑誌でお勉強されており、
美意識も知能も高い方が多く,市販の化粧品に愛想を尽かしたか、お金を使いたくないかのどちらかだと思います。
*ちなみにほとんどの方が、手作り化粧品で汚い肌になってしまいその結果、市販の化粧品の方が効果があったとなる場合が多いです。
*前提として”優良なメーカーの化粧品”でということです。
それほど手作りは簡単なことではないと肝に命じてくださいmm
ご存知だと思いますがビタミンC誘導体(他の成分でも)の化粧水は、無意味でお金がムダですよね。
一般の化粧水は、水分が99%なのでビタミンc誘導体の配合率が低いためです。
ビタミンc誘導体などの原料で化粧品を手作りする方へ注意事項
手作り化粧品が危険な理由その1
ビタミンc誘導体の原料は粉末状で、空気に触れると酸化する性質です。
- 原材料はメーカーの研究所等の設備環境での保管ではないため
劣化するのが早くなります。 - 冷蔵庫保存必須のため,持ち歩きできません。
- 常温だと性質のため、泡になり噴き出してきます。(吹き出さないように製造できるのがメーカー)
- ばい菌の繁殖について食材ではないからと
軽く考えている方が多い。冷蔵庫でも繁殖します。 - 作る時に,勉強していないので不衛生の環境で作っている
- 多くの医師が、メーカーの製造方法に”手作り”は勝てないと言っている。
- 配合成分の微妙なバランスは一般家庭のキッチンではできないんです。
ですので,成分に拘った優秀な化粧品に手作り化粧品は勝てません。
リサーチすると,”お金を使いたくない”からと,手作りする方が圧倒的に多く。適当にネットの情報をみて作っていますよね。
どんな人がその作り方を公開しているかも調べずに。。。
ほとんどが素人の主婦ですから。
皆さん、自分の肌を大事にしましょう♪
※個人で販売されている方がいますが,自宅でどうやって繊細で不安定なビタミンC誘導体の原材料を保管しているのでしょうか?
しかも大量にメーカーから仕入れるのが基本なので本当の消費期限がとても気になりますよね。
安いからと某オークションで、ビタミンc誘導体の原料を落札したら商品が届かないという悪質なことをされたと、
FBのメッセージで教えていただきました。ご注意ください。
手作りでは、効果がないと気付いた人たちのリピート購入がなくなって、
原料自体がないのかも・・・ですね。その方、2、000円以上を泣き寝入りだそうです><
手作り化粧水が危険な理由その2
ビタミンcに限らず、手作り化粧品に使う原料は粉末の方が添加物がないため、
粉末で購入する方が多くなりますよね。(添加物が入っていればなんのための手作り?となりますよね)
材料は化粧品用の水とお目当の原料の粉末とグリセリンが基本になると思いますが、
肌に塗布するとこの手作り化粧品の水分はすぐに蒸発します。
ですが原料の粉末は目には見えませんがパウダー状になって肌上に残ります。
粉というものは肌を乾燥させるため、肌の水分を吸収させる作用が強いものですから、
皮膚内の水分を吸い上げてしまいます、そのため肌は乾燥肌に急激に傾いていきます。
クリームや乳液を使用している方はそれに気づけず、
ターンオーバーを乱れ肌はごわつきバリア機能も低下して
肌のトラブルやたるみ・しわ・しみができやすい肌環境になっていきます。
コラーゲンやヒアルロン酸の場合
コラーゲンやヒアルロン酸は分子量がビタミンcよりも大きいため、水分が蒸発するのに時間がかかります。
分子量が大きいため皮膚の上に残るのは粉よりも大きいため、乾燥だけに止まらず、異物とみなし炎症などを引き起こします。
もちろんハリ弾力を生み出すために真皮層にコラーゲンヒアルロン酸は必要です。
>>コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・セラミド・プロテオグリカンは塗っても飲んでも効果ない!!
ビタミンC誘導体などの原料で化粧品を手作りする方へ「よくあるトラブル」
少し美容をお勉強されている方なら,
ビタミンC誘導体の原料を使われる方が多いと思います。
これだけで十分だと言う方も多いですよね。
医師でも美容家でも美肌のためにビタミンC誘導体は必ず入れると言っていい程、その他の化粧品とは比べものにならないくらい効果を感じます。
皮膚科の医師は理解しているので,大丈夫だと思いますが一般の方だとビタミンC誘導体を毎日マジメに塗り込みます。
その結果パシパシし乾燥状態になるんです。その理由は、こちらに記載しています。
だからといって
油をとろつかせたもので保湿しろとは申しません。
普通の人は、保湿を”油”でしていますが,(クリームや乳液のこと)
それってべた付いているだけで,実はまったく潤っていません。
人体の肌の中で水分となるのは潤いであって 油分ではありません。
肌の内側の保湿ができる成分で蓋をしなければ正しい保湿ではなく、
どんどん肌は酸化し、劣化が早くなってしまうのです。
ビタミンc誘導体などで化粧品を手作りする方へ「正しい保湿」
油(クリーム乳液)をつけていると、肌は段々乾燥が酷くなりバリア機能が壊れ、敏感肌に突入します。
クリームや乳液を塗るのが間違った常識のままであるのは,大昔、お化粧が庶民にも広がった時、そのお化粧を落として洗顔すると、肌が乾燥しますよね?
それを何かで潤したいとなりましたがその時代は、油しかありません。
時代が変わりクリームを製造する技術ができ,油ではないように宣伝して成功している,それが今も続いています。
先述のセラミド、フラーレン、EGF等も原料成分として販売されており私もできれば手作りしたいので,もう何年も安くならないかと待っていますが,ならないですよね(泣)
効果の高い原料を購入できるのは,資産のあるメーカーで,成分を安定させ,成分同士の相乗効果を上げたりできるのは,業務用の数百万以上する大きな機器と熟練した技術士の経験が必要です。
「手作りしかダメ」って思ってる人は逆に肌が弱くなり,性格も神経質になりすぎている方が多いので何事もバランスが一番だと思います。
自宅で一般人が手作りすることは,限界がありますので私は、比較的手作りしやすい化粧水と美容液しか公開していません。
クリーム,乳液は、手作りでも油分であることには変わりません。
オイリーの方も皮膚の水分量(飲む水分とは違う)が足りないことが原因で皮脂が出ている場合は,保湿している成分が間違っているんです。
だまされないで!
①美容家はメーカーに気に入られないと商売になりませんのでクリーム,乳液の毎日使いを簡単に勧めてきますのでご注意を!
②クリームよりも界面活性剤が多いのが乳液です。