シミやくすみ、色素沈着やニキビ跡を消したい方は"2つの対策"が必須だとご存知ですか?
- 1つ目は、厚生労働省が認めている美白成分(メラニンを消す)を使う
- 2つ目は、ターンオーバーを活性化させる
念のために言っておきますが、ハイドロキノンにだけは手を出すのはやめましょう!(後述)
アルブチンはシミくすみを消せる国が認めた成分
シミの原因をざっくり説明します
紫外線を浴びると肌が黒く焼けたりシミになることはご存知だと思います。
ですが、糖化・酸化によってもシミ・くすみを発生させてしまうこと、
ストレスによっても酸化が促進しシミ・くすみに繋がることを意識している方はまだまだ少ないと思います。
それと、シミの元を消しているのにシミが消えない!と嘆くがいますが、
ターンオーバーでシミになった細胞を押し上げて追い出す必要があることを知らないため、シミが消えていないだけなのです。
※ターンオーバーとは、皮膚の細胞が正しいサイクルで新しく生まれ変わるための代謝活動です。
シミになるメカニズム(シミや黒ずみを作る悪い原因を作るメカニズム)
- シミ・くすみを作らせないためにはメラニンを発生をさせないこと!
- できてしまったシミ・くすみは排出すること!
肌の表面から奥の数ミリの所(基底層)にメラノサイトというメラニン作成工場がポツポツ点在しています。
メラニンが工場から出荷されるのは、何かしらの刺激を肌が感じたときです。
メラニンというのは黒い色素なので工場から出荷され肌表面に向かって浮かんで行くとそれがシミと言われる「点」になります。
ですので、まずはその刺激(紫外線や酸化)から肌を守り続けメラニンを発生させなければシミやくすみはできません。
アルブチンはこのメラニンを発生させない効果を持っています。
ちなみにジャガイモが空気に触れて黒くなるのも人間と同じ原理です。
美白(シミくすみがない肌)を成功させるには
今あるシミをちゃんと消しながらターンオーバーを正常化させ、紫外線を浴びてもシミを作らせないように毎夜のリセットケアをすること。
- メラニン生成を抑制(作らせない)→アルブチン
- メラニンを消す(還元)→APPS
そもそも予防ケアとなると身構えてしまいがちなので、
私はシミを作らせないように、または知らない間に浴びてしまった紫外線刺激によりメラニンを作らせないように毎日のスキンケアの中にリセットケアを自然に入れています。
アルブチンは厚生労働色が認定した美白成分の1つ
美白成分には3つのタイプがある
美白有効成分は、現在20種類程度あります。
美白成分は3つのタイプに分類でき、目的に合わせて選ぶことが大切です。
- ①シミができないように予防するもの
- ②シミができないようにシミのもとを排出するもの
- ③できてしまったシミを薄くするもの
強力美白成分成分は必須だけど、ターンオーバーを活性化させないと美白はできません。
ターンオーバーを促進させるには、細胞分裂させるために細胞を多く生み出さないといけません。
それには幹細胞が必要です。
→全細胞の親分!超・革新的成分「ヒト幹細胞と植物幹細胞」で次世代若返り美容法♪
どの美白成分にしたらいいの?
厚生労働省に認定された12種類の中で、データも豊富で副作用などが全くなく効果が高い成分が、この記事で記載しているアルブチンとビタミンC誘導体です。
そもそもビタミンc誘導体は絶対に必要な成分です。
→ビタミンC誘導体の最新型APPSアプレシエが他のビタミンC誘導体と効果が違う理由
アルブチンについては、このまま読み進めていただければと思います。
美白の王様と言われる成分“アルブチン
アルブチンは美白効果を求める方にとって魅力的な成分で、厚生労働省の認定している数少ない美白有効成分でもあります。
実は、アルブチンの原型は後述するハイドロキノンです。
そのため科学的構造(構造分子)はハイドロキノンにとてもよく似ています。
アルブチンは、ハイドロキノンにグルコースをくっつけて作った成分で、ハイドロキノン誘導体とも呼ばれます。
「ハイドロキノン」と「ブドウ体」を、独自の配糖化技術を用いて結合した人工的につくられた成分です。
一般的にアルブチンといえばβアルブチンのことで、美白の有効成分として厚生労働省から認可されています。
アルブチンの特徴
肌の透明感の向上、肌のくすみ・しみ・そばかすを消す効果がある。
他の美白成分との違いは後述していますが一言で言うと、「黒色メラニンを作らせない」という部分が、他の美白成分成分との違いです。
シミやそばかすの原因であるメラニン色素は、アミノ酸の一種チロシンが酵素チロシナーゼと結びついたもの。
アルブチンが、酵素チロシナーゼに働きかけてメラニン色素の生成を抑制するため、チロシナーゼ酵素を抑制し、メラニン色素再生を妨害する作用を持っています。
アルブチン(arbutin)の正体
モモや梨、クランベリー、ウワウルシなどのツツジ科のハーブに含まれている成分です。
アルブチン自体は自然界に存在しており、植物に多く含まれています。
アルブチン、もともとは資生堂の特許成分でした。
2003年にその特許が切れ、今では世界中の多くの会社が美白化粧品や内服薬などに広く使用されるようになりました。
ちなみに資生堂が特許をとったのは約30年前なので、その安全性も保証されています。
でも実はアルブチンにはαとβがあるって知ってましたか?
α-アルブチン(α-arbutin)
α-アルブチンとは、化粧品に多く配合されている美白成分です。
もう少し具体的に言うと、
α-アルブチンは、特徴として、β-アルブチンの10倍のメラニン生成抑制効果があることで知られています。
※こちらはまだ特許の期限を迎えていません。
「α-アルブチン」は強い美白力を持つ一方で副作用のリスクがある「ハイドロキノン」という成分を参考にして、より穏やかで肌に優しい美白成分を求めて開発されました。
βアルブチンと比べて肌馴染みがよく10倍の美白効果が期待できますが、
αの方は厚生労働省からまだ認可されていないので、美白を謳うことは出来ません。
メカニズムとしてはβと同じで、チロシナーゼ活性を阻害します。
β-アルブチン(β-arbutin)
一般的に「アルブチン」というと、こちらのβ-アルブチンのことを指す場合が多いです。
βアルブチンが化粧品などに使用されていますが、
安全であるゆえ、物足りず効果をいまいち実感できません。
効果が薄いため注目もされなかった・・・のです。
α-アルブチンと比べると、メラニンの生成抑制効果は低いとされていますが、
それでも、メラニンの合成を阻害する効果に注目して、配合されています。
アルブチンと他の認定成分の比較
ハイドロキノン
シミの消しゴム?お肌の漂白剤?
と呼ばれるほど強い美白効果があると言いますが・・・
2001年の化粧品成分の規制緩和があるまでは、お医者さんの処方箋が必要だったほど刺激が強過ぎる成分です。
確かに、美容成分の中で最も強力な美白作用があるのは"ハイドロキノン"というのは間違いありません。
アルブチンと違って、糖がついていないぶん、肌を白くする効果は強いものの、その分肌にとっては刺激が強過ぎます。
このハイドロキノンだけは1回使って怖さを知ってください!とは言えません。
それくらい取り扱いが難しい怖い成分です。
シミを消すために使ったのに、色素沈着で黒ずむ可能性90%です!
私も注意しながら太ももで試したことがありますが、
今でも黒いイボのようなものを作ってしまい今でも消えていません。
シミを通り越してこんもりしているのでスキンケアでは消えないのです。
他注意(これが危険)
- ハイドロキノンを継続使用への注意
- ハイドロキノンには発がん性がある
ですのでアルブチンかビタミンCの美白商品が多いのです。
ビタミンc誘導体
くすみなどの全体の悩みにはビタミン誘導体がおすすめです。
真皮層にも浸透しますので、軽いたるみにも効果があります。
アルブチンとセットで使うことでシミやくすみへの即効性があります。
詳細はこちらへ
→ビタミンC誘導体の最新型APPSアプレシエが他のビタミンC誘導体と効果が違う理由
トラネキサム酸
飲む成分です。
肝斑の症状に処方されます。
長期で飲むことはできません。
肝斑もAPPSで消えるので今の所飲んでいません。
フラバンジェノールアルブチンとの相性
大きく分けるとシミの原因って紫外線と、加齢からくるシミもありますよね。
このフラバンジェノールがもつ強力な「抗酸化作用」は紫外線からくるシミも、加齢からくるシミもどちらに効果があるのです。
抗酸化対策にはフラバンジェノールが一番効果が高いです。
研究が盛んなメーカーさんはフラバンジェノールをw配合させている商品をランナップされていることが多いです。
フラバンジェノールとアルブチンの愛称は最強だと言われています。
私もw配合の美容液を使い始めました。
アルブチン サプリ
アルブチンは、「外から塗ってチロシナーゼの働きを抑える」作用として、医薬部外品として効能・効果が認められています。
チロシナーゼは皮膚の表面にあるので、塗った方が効果は高いです。